【虫歯予防にも】歯に良いホワイトニング

ホワイトマイスターのホワイトニング

歯に良いホワイトニング

ホワイトニングはシステムによっては、歯質を強くするから歯に良い!

今回は、よくある質問パターンでのブログです!

ホワイトニングって、歯に悪いんでしょう?
白い歯にはしたいけど、私は歯が弱いから心配…

という方、結構いらっしゃいます。

結論から言ってしまうと

ホワイトニング剤には歯周病菌などの殺菌作用がある上に、普通の飲食と同程度の脱灰で済みます。
そのうえ、ホワイトニング後のペリクルが剥がれたエナメル質は、カルシウムやフッ素を旺盛に取り込みます。

実のところ、ホワイトニング直後は歯質強化のための絶好のチャンス!なのです。

こういう専門的なちょっと小難しい解説でも、書こうと思ったのは

「ホワイトニングをしてみたい」と思っている患者様から

「ホワイトニングって歯に悪くありませんか?」

という質問をよく受けるからです。

特に、当院のマイスタープラスホワイトニングは、一回でもカラーガイドで平均8段階も白くなると証明されたシステムなので、

効果が高いほど、歯に悪いでしょ?

と考えられる方もいらっしゃいます。

実は、それって逆なんですよ。
その原理をお話ししますね。

確かに、一般的なホワイトニング剤はいくらか酸性の物が多いので、歯の表面が少々溶ける(脱灰)することがよくあります。

しかし、当院のマイスタープラスホワイトニングで使用する最新の薬剤はなんと、ほぼ中性。害はないのです。
ただし、それでは漂白効果が弱くなってしまいそうですよね?

それでも効果が高い理由には、その作用する機序が関係しています。

漂白と同時に、歯質を補強しているから、白くはなるけど中性で歯に悪くないどころか、歯に良いホワイトニングなのです。

結局、始めに漂白しちゃうなら、その時点で歯に悪くない?

と、それでも心配な方もいらっしゃるかもしれませんので、より詳しく話します。

漂白の時に歯の表面(エナメル質)が少し溶けるのは、実は日常的に普通にある事なのです。
毎日おいしく食べている食べ物や、飲み物のほとんどは酸性です。
さらに、レモンやコーラ、酢など、酸が強い飲食物も多いですよね。

それを思えば、ホワイトニングによる脱灰は、その後放っておいても、唾液の中に溶け込んでいるカルシウムが歯に戻ること(再石灰化)によって、自然に修復される程度のもの。
毎日の食事と同程度の脱灰なので、酸性のホワイトニング剤でも、特別に心配するほどではないでしょう。

ここで、酸性のホワイトニング剤やアルカリ性のホワイトニング剤など、現在は様々あるのですが、
↓この記事は少しその違いについて述べています。合わせてお読み下さい。

ホワイトニング剤は殺菌効果も高い!

さらに、ホワイトニング剤に入っているのは、殺菌薬として知られるオキシドールを強くした成分。

歯の漂白は歯周病菌を減らして、歯周病を治すために歯茎の周りにオキシドール同様の薬剤を使って発見されたという歴史があります。

つまり、ホワイトニング剤はもともと歯周病の細菌を減らすための薬剤。
細菌に効くので、歯周病菌だけでなく、虫歯菌にも作用し、歯周病や虫歯のリスク軽減にもとても有利です。

歯を白くするためにホワイトニングを受けたら、歯が強く健康になってしまった!

なんてことは、普通なのです。

さらにホワイトニングが歯を強くする原理

そして、近年では、さらなる予防効果が明らかになりました。

普段の歯の表面の状態は「ペリクル」という成分で覆われています。

ホワイトニング前の歯の表面

ホワイトニング後のペリクルが一時的に剥がれた状態の歯は、ペリクルのある普段の歯の状態に比べて再石灰化しやすく、
ホワイトニング前より後の方が歯が硬くなって耐酸性も虫歯への抵抗力もアップすることがいくつかの研究で明らかになったのです。

そこで、マイスタープラスホワイトニング!

このシステムの薬剤は、その再石灰化の起こる絶好の機会の時に、フッ素やCPP-ACPの取り込みも盛んに行われるので、
脱色と同時に歯を強くする機能があるのですね。

だから、比較的高濃度で白くなるのに痛くない、歯に良いホワイトニングなのです。
しかも、それだけではなく、当院の場合はホワイトニング直後に「しみ止め」として、フッ素やCPP-ACP、硝酸カリウム、乳酸アルミニウムが高濃度に入った歯を強くする薬剤を塗布しています。

歯の表面はその薬剤を取り込みやすい状態なので、すぐに浸透していき、石灰化がより促進され、さらなる虫歯予防効果も発揮されるのです。

ですから、マイスタープラスホワイトニングを行った後の歯は、表面がツルツルになっています。

効果が高いと言われている一般的なホワイトニングでは、酸性が強いので、下の絵の様に、直後は脱灰したままの状態がしばらく続いているので
「すりガラス」のような光りの乱反射状態により、一時的に(24時間ほどだけ)白く見えるのが特徴です。

ホワイトニング後の歯の表面

しかし、それもペリクルができる24時間後には無くなるので、よくあるホワイトニングで、直後だけ白くなったけど、すぐ色が戻ってしまった!と思う要因です。

当院のマイスタープラスホワイトニングでは、漂白と同時に歯質強化をしているので、脱灰されたままにはならずに、直後から歯はツルツル。

様々なホワイトニングを受けられている患者様は、この違いに気づかれる方もいらっしゃるほどです。

せっかくの歯を強くするチャンスを無駄にしない

歯を白くした時が歯を強くするチャンスなので、せっかくのチャンスを逃さずに、ツルツルの歯になる虫歯予防の効果も実感して頂けると幸いです。

さらに、当院のアメリカのみ販売中のアメリカ版「スーパースマイル」ホワイトニング歯磨き粉は、歯を白くする成分だけではなく、歯質強化成分のフッ素も充分含まれております。

直後に続けてこのスーパースマイルホワイトニング歯磨き粉を使用して頂くと、白い歯を歯質強化効果をさらに強力にすることができます!

ホワイトニング専門歯科医 Dr.Aya

東京のホワイトニング専門歯科「ホワイトマイスター」代表歯科医師のDr.Ayaです。日本審美歯科学会会員、日本アンチエイジング歯科学会認定医であり、同学会認定ホワイトニングエキスパート。アメリカのホワイトニング専門資格等保有。一回で白い歯になるホワイトニングで皆様を素敵な笑顔にするため日々努力しております。

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