ホワイトニングと時間の関係

ホワイトニングの注意

ホワイトニングは時間がかかる?

ホワイトニングをする上で、注意が必要なことは「その施術にどれ位の時間をかけて行うか?」ということです。

一言でホワイトニングといっても、医院によって所要時間は様々ですよね。

では、「早い」「白くなる」「痛くない」の3拍子が揃ったホワイトニングって、あるのでしょうか?(さらに「安い」も入れば完璧ですが)

実は、ホワイトニングは一般的に【時間を長くするほど効果が高くなる(白くなる)】という特徴があります。

痛みについては、薬剤の濃度や成分などが大きく関係するので、必ずしも時間が長いからといって痛みが強くなるといは言えません。

それでは、まずはオフィスホワイトニング(医院内で行うホワイトニング)の種類と時間の関係について見ていきましょう!

色々なオフィスホワイトニングの時間と回数

おさらい
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯科医師がホワイトニングを行う方法です。 オフィスホワイトニングは一般的には数回の通院をして歯を白くできますが、希望の白さにならない場合はさらに通院する必要があります。 さらに、オフィスホワイトニングの特徴として、一回あたりの効果を高めるために過酸化水素という薬液成分に、キセノン光源、メタルハライド光源、レーザー光、高輝度LEDなどの光を照射して反応させ活性化させ、短時間にホワイトニング効果を高めるという方法です。

以下に、日本の一般的な歯科医院で施術に用いられているオフィスホワイトニング製品の名称・成分・pH、一回の使用時間などをまとめます。

日本の一般歯科でできる
オフィスホワイトニングの種類
濃度/成分pH(低いほどダメージ)1回の照射時間白くなるまでの回数
松風ハイライト

35%過酸化水素
+触媒粉末

3.9~4.1約15分照射約3回
MGCピレーネ

3.5%過酸化水素
+二酸化チタン触媒

6.5約30分照射約3~4回
GCティオンオフィス35%過酸化水素
+30%過酸化尿素
+二酸化チタン
6.4約30分約3~4回

これらは、日本の歯科の材料屋さんで購入できるオフィスホワイトニングシステムです。

日本の薬事法(薬機法)はとても厳しく、アメリカなどの最新の効果の高い人気のホワイトニングは特別な認可を得て、独自の縁を用いるなどしない限りは仕入れることが難しいのです。

例えば、8年程前から人気のZOOMアドバンスや、当院のマイスタープラスホワイトニングなどで用いる薬剤は一般的な歯科医院では入手が困難で施術も困難だと言えます。

しかし、数は少ないですが、受けられる医院もありますので、「アメリカの効果が高い、ホワイトニング」についても時間や成分を後に表にまとめます。

同時に、近年では「手軽なホワイトニング」として爆発的に増えている激安のオフィスホワイトニング(ポリリン酸ナトリウムやメタリン酸ナトリウムを用いた物)についてもまとめていきます。

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安いホワイトニングの実態

安いホワイトニングの実態

巷で流行の一回2,500円や1歯500円などの「安いホワイトニング」の実態について専門家の視点で赤裸々にご説明しています。安さよりも安全性を大切にしてホワイトニングを選びましょう。

こちらでも説明しておりますが、本来の既成品のホワイトニング薬剤ではありません。

歯科医師または歯科衛生士が、その場で、「器具などの消毒用の劇薬である過酸化水素液」と「ポリリン酸ナトリウムやメタリン酸ナトリウムなどの歯磨き粉成分」を混ぜて、即席お手軽ホワイトニング薬剤を激安で作った物です。

先述のアメリカの効果が高いホワイトニングが最も高額な材料になりますので、時間だけでなく、コストの比較もしてみましょう。

話題のホワイトニング濃度/成分1回の照射時間6段階白くなる
までの回数
1回の費用
/トータル費用
薬剤の
材料費
ブライトホワイト15%約60分1回6~8万円
(計同額)
1万円以上
ZOOMアドバンス25%約45分1回約3.2~4万
(計同額)
1万円以上
マイスタープラス
ホワイトニング
30%約45分1回今なら3万円
(計同額)
1万円以上
ポリリン酸/メタリン酸使用ホワイトニング35%劇薬過酸化水素液
+歯磨剤成分
約8分~約5回以上約8,000円
計4万円~
約100円

なぜ一般の歯科医院ではやらないのか

しかし、人気の一般歯科ではお手軽なオフィスホワイトニング以外は、あまり進んで行おうとしない事が通常です。

一般歯科ではオフィスホワイトニングをやらない?

混雑するほど人気の一般歯科ではどうしても、歯を白くしたい場合は「ホームホワイトニング」をお勧めしてもらえることが多いものです。

なぜなのでしょうか?

これは、上記の表の一回あたりの施術時間を見ても分かるように、お手軽なホワイトニングは超短時間で行えるのに対し、しっかりと効果が高いホワイトニングは長時間かかるからです。

一般の歯科治療は一回あたり約30分ほどなので、それに比べると、かなりの時間をオフィスホワイトニングに取られてしまうのです。

それならば、オフィスホワイトニングよりも一般歯科治療を沢山して、回転を良くしたいと思うのも、もっともです。

しかし、近年では歯科医院の増加の影響で、【一般歯科治療だけでは患者さんが集められない】ということに悩んでいる院長先生も多くいらっしゃるようです。

そこで、「当院のような他ではやっていない専門的なホワイトニング」を取り入れて、そこから一般歯科の治療をお勧めしていこうという考えを持たれる方もいらっしゃるようです。

これは患者様には関係がない事なのですが、 😥 

最近は当院のホワイトニングの情報を何とかして知りたい、聞き出したいという思いから「見学をしたい」「教えてほしい」というご要望が多くございます。

そればかりか、残念な事ですが、自院のスタッフさんや患者様にこっそり潜入調査をお願いしてしまっているような様子が伺えることもあります。

申し訳ありませんが、当院が独自にアメリカの縁のある先生と交流を取る事で行えている特別なシステムですので、ご見学や、模倣して頂く事はできないのです。

こちらは先日、当院マネージャーがアメリカへ、縁のある先生の所へホワイトニング研修に行って来た時の模様です。

アメリカホワイトニング研修

このように、日々、ホワイトニング先進国アメリカの最新の治療を研究・学習しており、海外の先生方とも交流を取ることで可能となっていることでもあります。

また、当院同意書ではこのように記載しております。

ホワイトニング同意書記載事項

さらに、当院スタッフからこっそりと機密情報等を聞き出そうと努力される先生もいらっしゃいました 😯 
もちろん、その様な疑惑のある行為だけでも固く禁じております。
賠償請求が生じてしまうこともありますので、お気をつけ下さい。

しかし歯科医師や歯科衛生士の方々も、純粋に患者様として通院頂く事は歓迎ですので、お気軽にご相談下さいね。

また一般歯科から患者様をご紹介頂く際は、実際に多くの先生方が、経緯を記載した紹介状を下さいます。

そのような患者様には特に一般歯科での治療も踏まえた上で、しっかりとご対応ができますので、今後も大切な患者様の紹介状を是非、お待ちしております。

ホームホワイトニングも種類によって時間が違う

さて、話が逸れてしまいましたが、

ホームホワイトニングと時間や効果の関係はどうなのでしょうか?
ホームホワイトニングのおさらい
ホームホワイトニングは自宅でマウスピースの中に患者様自身が薬剤を入れ、毎日一定時間装着することを約2週間以上継続して歯を白くする方法です。

再び、日本の一般歯科医院で手に入るホームホワイトニング剤を後に表にまとめますね。

これらの日本の一般歯科で扱う製品はオフィスホワイトニングで用いる過酸化水素ではなく、過酸化尿素10%を基本としています。

過酸化尿素は過酸化水素の約3分の1の効果と考えて頂ければと思います。

歯科医師の手から離れてしまうものなので、濃度や成分をグッと抑えているのです。

しかし、前述のオフィスホワイトニング同様に、日本の一般歯科に材料を提供してくれる歯科材料屋さんは日本の厳しい薬事法に則っておりますので、そのホームホワイトニング剤はアメリカではすでにモデルチェンジされた2世代前のものです。

アメリカでは今ではより新しい、効果の高いホームホワイトニング薬剤が様々出ていますが、一般歯科医院では通常は手に入らない状況なのです。

当院の場合は、先述のように直接に独自のルートから厚生労働省の審査を得てご用意しておりますので、ホームホワイトニングにおいても、最新の効果の高い薬剤を扱っているのです。

どれくらいの差かというと、以下の表をご覧ください。

ホームホワイトニング名称成分使用方法
NITEホワイト・エクセル10%過酸化尿素
+カルボポール他
マウストレー内に漂白用ジェルを入れ毎日2時間装着することを2週間継続
松風ハイライト・シェードアップ10%過酸化尿素
+カルボポール他
同上
GCティオンホーム10%過酸化尿素
+カルボポール他+酸化亜鉛
同上
ウルトラデントオパールエッセンス10%過酸化尿素
+カルボポール他
同上
ホワイトマイスターホーム約20%以上過酸化尿素等毎日15分~30分の装着でOK!
2週間継続で約5段階~アップ

ホームホワイトニングは価格帯の幅が小さい

ここで、ワンポイントアドバイスをしますと、ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べて価格の差が小さいのが一般的です。
(当院の物ですと、全てのセットで1万円のみです)

なので、どうせ値段があまり変わらないなら、「効果が高くて、時間も短いシステム」が良いとも言えるかもしれません。

また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用すると、最も高い効果が得られることになります。

時間と金額だけでなく痛みも考慮する

ただし、痛みに関しては、効果が高い物であればあるほど、取り扱いにとても注意が必要です。

良く歯科医師などの専門家の方から、実際の使い方について説明を受けて行うようにしましょう。

当院では、詳細な画像付きの説明用紙とともに、専門家がご説明しています。

痛みが強い≒即効性が高い

ホワイトニング効果が高いとやっぱり痛い?

一般的には即効性が高いシステムほど、痛みが強い事が多いです。

アメリカでも昔から人気の高い製品の「ブライトホワイト」や「ZOOMアドバンス」などは、特に即効性が高いけれど、我慢できないほどの痛みが出る場合が多いということで有名でした。

しかし、マイスタープラスホワイトニングや当院のホームホワイトニングでは、効果が高いのにあまり強く我慢できない痛みというのは生じにくいという特徴があります。

実際に、ほかの効果の高いホワイトニングを試した事がある患者様が、マイスタープラスホワイトニングを受けると、

「痛くなかったのに、本当に白くなってビックリした。」

とおっしゃいます。

これは当院としても拘っているところですので、とても嬉しいお言葉です。

患者様の嬉しいお声は、本当に我々スタッフの一番のやり甲斐となります。

こちらに様々お声を頂いています。いつもありがとうございます。

これからもスタッフ一同、白い歯になった患者様の素敵な笑顔の為の努力は惜しみません。

即効性が高い≒高額

ホワイトニング効果とお金の兼ね合い

時間はある程度かかっても、痛くなくて即効性があるホワイトニングが最も良いと思われますが、やはり気になるのはその金額ですよね。

あまりにも高額だったら、そんなに良い物でも受けられません。

通常、一般の歯科医院で受けられるオフィスホワイトニングは一回数万円程度が多いですが、

満足するまで(白いと実感できるまで)の効果を得ようとすると、最低3回は通うものです。

しかし、当マイスタープラスホワイトニングは一回で完結で、一回あたり今でしたら3万円(平日夕方迄)です。

一方、前述のお手軽オフィスホワイトニングは一回あたりが8000円ほどでも、効果がマイスタープラスホワイトニングと比べると8分の1程度のことが多いために、効果を得ようとして回数を重ねると結果的にかなりの高額になってしまいます。

ホワイトニングは時間だけでなく、効果とトータルで通う回数、金額で選ぶ

「早い(時間・回数が少ない)」「効果が高い(白くなる)」「痛みにくい」「安い」の全てを両立したホワイトニングは?

と聞かれると、お答えが難しいのが現状です。

ホワイトニングはオフィスホワイトニングでもホームホワイトニングでも、現状では、ある程度時間をかけなければ効果が少ないからです。

マイスタープラスホワイトニングは一般歯科で受けられるホワイトニングよりもかなり効果は高いですし、一般的な物よりも痛みも出にくいのですが、ある程度(約1時間半前後)の時間がかかります。

一回あたり、一般的なオフィスホワイトニングと同程度の時間ですが、お手軽な即席ホワイトニングと比べると長い時間を医院で過ごして頂かなければいけません。

その点、医院で快適にお過ごし頂けるよに様々な工夫をしておりますので、楽しみに御来院頂ければと思います!
ホワイトニング専門歯科医 Dr.Aya

東京のホワイトニング専門歯科「ホワイトマイスター」代表歯科医師のDr.Ayaです。日本審美歯科学会会員、日本アンチエイジング歯科学会認定医であり、同学会認定ホワイトニングエキスパート。アメリカのホワイトニング専門資格等保有。一回で白い歯になるホワイトニングで皆様を素敵な笑顔にするため日々努力しております。

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