ホワイトニングで芸能人レベルの真っ白な歯にできる?【危険かも】
「とにかく何でもいいから歯を白くしたい!」と思われて来院される方への注意です。
もちろん、ホワイトニングをしにいらしているので「歯を白くする」のが目的なのですが、
「とにかく白く、とにかく真っ白に!」と仰る方は少し誤解を抱かれている方がいらっしゃいます。
某野球選手の様に、真っ白に!という方です。
- 芸能人のように最高に真っ白な歯にしたい
- 何でも良いから手っ取り早く真っ白な歯にしたい
芸能人の不自然なほど真っ白で均一な歯は被せ物(セラミック)
先に結論から申し上げると、
実際、90%近くの芸能人の方々が白い被せ物で安易に白い歯にしてしまっているようです。
これは、芸能人という職業柄、当然の事だと思います。
しかし、
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
例えば、
この方の歯の様に、上の歯だけ真っ白の被せ物をして、天然歯の下の歯との色の差が大きい事もよくあります。
この方の場合も、下の歯をホワイトニングすれば、だいぶ色の差は減るのですが、やはり「被せ物特有の不自然な白さ」と天然歯をホワイトニングで白くした場合の透明感やグラデーションのある、自然な白さとでは差が出てしまいます。
被せ物で真っ白にすると不自然なことも多い
なので、被せ物の(不自然な、ノッペリと白いペンキを塗ったような)白さを求めていらっしゃる方はホワイトニングでは難しい事も先にご説明しています。
逆に、物凄く頻繁に効果の強いホワイトニングをしても、違和感があるほどの不自然な白さにはなりません。しかし「自然な、透明感のある、生えたての歯の様な綺麗な白さにする」事が可能です。
健康に白い歯にするならまずホワイトニング
被せるために削ると確実に歯の寿命が短くなる
そして、何よりも、
被せるためには、健康な歯を、こんなに削らなければなりません。(上の画像は、歯科医院でセラミッククラウンを被せるために歯を削った画像です… 😐 )
セラミッククラウンは被せてからしばらくの間は綺麗な状態です。
しかし、年月が経つにつれ、天然歯とは違い、削った部分から確実に細菌が入るので、削る前よりも酷い「歯周病」「二次齲蝕」になってしまい、本来削らなければ残るはずだった歯がグラグラになり、せっかく綺麗にしたのに歯を残すことができなくなる事も多いのです…。
(もちろん、メンテナンスを頻繁に行えば、維持できる場合もありますが、天然歯に勝るほど寿命は長くありません)
なので、歯を白く綺麗にしたい方は「まずホワイトニング」をして欲しいのです。
「健康的に」自然な白く綺麗な輝きを持たせられるのは「ホワイトニング」しかない為です。
先日、他の医院にホワイトニングをお願いしに行ったのに「手っ取り早く、前歯全て真っ白な被せ物にしましょう」と言われて不審に思い、当院にご相談に来られた方もいらっしゃいました。
安易に削って白い物を被せようとすると、将来残るはずだった歯が残らず、取り返しのつかない事になります。
現在、ホワイトニングにしようか、白い被せ物(クラウン)にしようか迷っていらっしゃる方は削ってしまって歯の寿命を短くしてしまう前に是非、ホワイトニングで健康な透明感のある白さをまず体験してほしいと思います。
【例外として】既に被せ物が入っている場合
ただ、例えば既に、前歯1本だけ被せ物が入っている状態の場合は、やはりそこは被せ物特有の、『透明感がない白さ』になってしまっていると思いますので、周りの歯もそれにピッタリと合わせようと思うと、効果の高いホワイトニングでも難しい場合もあります。
しかしその場合も、見える全部の歯を先にホワイトニングで限界まで白くしてから、比較的天然歯に近い自然な透明感が得られるオールセラミッククラウンに、その1本だけ被せなおすよう検討される事をお勧めします。
周りの健康な歯も全て削って被せ物にしてしまう事は、将来のために最終手段にして頂きたいと思います。
【まとめ】不自然な程の白さを求めるだけでなく、健康にも意識を!
安易に『芸能人の様に、真っ白な歯に手っ取り早くしたい』と、大切な歯を削って被せ物にしてしまうと、少し年を取った頃にはもう歯が殆ど残っていない・・・なんていう事も。
後悔してしまう前に、まずは安全で健康的に自然な白い歯にできる『一回で白い歯ホワイトニング=マイスタープラスホワイトニング』をお試し頂けると幸いです。
歯を削って真っ白なセラミッククラウンを被せようか迷っていた方でも、マイスタープラスホワイトニングを受けて一回で自然な白い歯になると満足される方が殆どだからです。
削る必要のない健康な歯を沢山救うことが出来る、ホワイトニングという方法を、第一選択にして頂けることを願っています。