ホワイトニングの疑問にお答えします2

ホワイトニングの注意

ホワイトニングよくある疑問2

【ご好評につき第二弾】ホワイトニングの疑問解決します!

前回の「ホワイトニングの疑問にマルっとお答えする記事」
前回の人気記事

にご好評頂いたので、今回も第二弾!ホワイトニングの疑問解決編2です 🙂 

今回も『ホワイトニングによくある質問』に分かりやすく解説していきます!

「白くなりにくい歯」の特徴ってあるの?

前回、「テトラサイクリン歯という特殊な歯の場合は白くなりにくい」というお話をしました。

実際は、人によって、そして同じお口の中でも、歯の種類によって「白くなりにくい歯」と「白くなりやすい歯」があります。
なんか、犬歯だけ私は黄色いし、白くなりにくい気がしていたのです…
鋭いですね!犬歯は、前歯の中でも他の歯よりも歯が分厚く、お薬が浸透しにくくなるのです。
年齢によっても、白くなりやすさは変わります!

一般的に若い人の歯の方が白くなりやすく、ご高齢の方の歯の方が一回では白くなる度合いも下がります

これは、長年、唾液の中に居た歯の方が象牙質という歯の中の歯質が分厚く、密で、薬剤が作用できる部分が少なくなっていくからです。

でも、ご高齢の方ほど歯が少しでも白くなるだけで、かなり若返って見えます。当院でも、90歳代の患者様もいらっしゃいますが、大変喜んで頂けます♪
高齢の患者ホワイトニング

75歳の女性のホワイトニング例。上の歯は被せ物や詰め物などの人工物が多いために変わらなかったが、下の歯は天然歯のために着色が取れ、劇的に白くなった。

オフィスホワイトニングが出来ない人

前回、「被せ物などの歯はホワイトニングできない」というお話はしましたね。

実は人によっては、身体の関係でオフィスホワイトニングが出来ない場合もあるのです。

妊婦さん

オフィスホワイトニングできない人
  • 体内で過酸化水素が分解できない「無カタラーゼ症(高原氏病)」の方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 光線(紫外線)過敏症の方
  • 重度の呼吸器疾患の方
上記の方はオフィスホワイトニングは無理でも、ホームホワイトニングなら光線を使わず、薬剤による刺激も少なく、長時間お口を開けている必要もないので可能な事が多いです♪

ホワイトニングをしたら、歯に白いまだら模様や縞が⁉

当院では事前にしっかりとカウンセリングでご説明いたしますが、ホワイトニングの開始後、白いまだら模様や縞模様ができる方がいます。

これは歯質の粗い部分だけが早く漂白されるために起きる現象で、
ホワイトスポット」「ホワイトバンド」と呼ばれるものです。
えー!歯質の粗い部分があるなんて、私の歯ってどこか悪いのかな?

と、心配される方もいますが、こうした歯質のムラは歯が育つ過程で自然に生じたもので、
誰しも多少はあるものです。

何度かメンテナンスホワイトニングを重ねるか、お自宅でのホワイトニングなどで、硬く密な部分の漂白が追い付いてくれば自然に馴染んでくるので、焦らずに続けることも大切です。

粗い歯質歯のところどころに粗い歯質(石灰化不全)がああり、元々から少し歯の表面にまだらな模様がある患者様です。
歯が育ってくる過程で出来た、歯質のムラです。

ホワイトニング直後はムラが目立つこともお話しました。

ホワイトニング直後ホワイトニング直後はやはり歯の中の色むらが目立ちました。

しかし、しばらくすると元通り位のムラの程度になることや、メンテナンスホワイトニングを重ねて全体的に白くすることで、より目立たなくなることをご説明しました。

メンテナンス後3か月毎にメンテナンスホワイトニングをすると、全体的に白くなったので、始めよりもだいぶ色むらも気にならなくなったとのことで、喜んで頂けました。

 

ホワイトニングをしたら、歯茎まで白くなってしまったけど大丈夫?

オフィスホワイトニングでは、「過酸化水素」と呼ばれる漂白成分の薬剤を使用するのですが、例えば【1回が2500円~1万円程度の激安ホワイトニング】では歯茎の保護(ガード)をしない事が多いために、このようなトラブルが多いのです。

歯茎白濁

下唇の薬剤焼け(ケミカルバーン)の様子

え!何で安いホワイトニングでは、薬を使用するのに歯茎を保護してくれないの?

そのようなホワイトニングでは、安く薬剤を用意するために本来の既製品のホワイトニング薬剤を使用するのではなく、歯磨き粉に、器具消毒漂白用の薬剤を加えたものを使っているからです。
器具消毒用の劇薬だけど、歯磨き粉で薄めてるし歯茎の保護はナシで良いよね…という事のようです。

私としては劇薬を人体に使用する以上、保護を行わないのはやはり、危険であると考えています。

手の白濁

誤って素手で過酸化水素(劇薬)を触ってしまうと、手指も白濁してしまいます。

当院の場合当然、アメリカの最新の既製品のホワイトニング薬剤を使用するので、歯茎の保護もセットで付いていますし、患者様一人一人に合わせてしっかりとカバーをしていきます。

しかし、元々「重度の歯周病で歯茎が赤く腫れている方」や「オフィスホワイトニングの途中でお口を大きく動かしてしまった場合」などは保護剤がうまく作用しないこともまれにあります。

歯茎が白くなっても痛みは感じない場合が多いのですが、歯茎の白濁は30分~1時間もすれば自然に消えていきます。これは、口内炎よりも浅い表面で起きているだけなので、治るのは早いのです。
もし、心配な場合は、当院では歯茎の再生を早める治療薬も用意しており、無料で処方したり塗布させて頂きます。お気軽にご相談下さい。

 

ホワイトニング直後は色の濃い飲食物がNGなのは何故?

こちらの記事もおすすめ

やはり前回に「オフィスホワイトニング直後は24時間、色の濃い飲食物を取らない方が白さが長持ちする」とお話したのですが、これは、ホワイトニング前後で歯の状態が変わるためなのです。

ホワイトニング前の歯
ホワイトニング前の着色

歯が透明な膜である「ペリクル」に覆われています。ペリクルが邪魔をして、着色物質が歯の最表層であるエナメル質に入り込みにくい状態です。

ホワイトニング直後の歯
ホワイトニング術後の着色

薬剤によりペリクルが一時的にはがれ、歯質がむき出しになった状態なので、着色物質がエナメル質の中にも直接入りやすい状態です。

ペリクルは24時間で元の状態にもどり、その後は着色し易い状態ではなくなりますので、安心して下さいね!

子供の歯をホワイトニングしたいけど、できますか?

当院では基本的にはオフィスホワイトニングを受ける場合は18歳以上の方であることを前提とさせて頂いております。

しかし、近頃は小学生に人気の雑誌でもホワイトニングが紹介されるようになり、「子供でも歯を白くしたい!」との問い合わせが増えてきました。

ただ、お子様の場合はまだ歯根が完成されていない段階では、ホワイトニング剤が歯根の成長に影響してしまう可能性があります。

12歳の歯根の状態
12歳の歯根まだ成長段階で、歯根の先が完成していません。

15歳の歯根の状態15歳の歯根歯根の先までだいぶ完成しています。

なので、どうしても18歳以下でも安全にホワイトニングを受けたい場合は、歯根が完成してくる12~15歳ごろに、最寄りの一般歯科医院にてX線検査を受け、歯根の完成を歯科医師に確認してもらい、保護者の同意を得たうえで受ける事をお勧めします。

裏技もあります

どうしても、X線検査を受けたり保護者に同意を得たりしなくても、ホワイトニングをしたい場合は、当院の強力ホワイトニング歯磨剤「スーパースマイル アクセラレーターセット」をお試しただくことをお勧めします!

スーパースマイルアクセラレーターセット

【日本未発売】最強のホワイトニング歯磨き粉

この歯磨き剤は、アメリカ発のハリウッド俳優も使用する強力なホワイトニング歯磨き剤なのですが、「12歳以上から安全に使用できる」とされています。
どうしても強力とは言え、歯磨き粉なので急に白くなるわけではありませんが、毎日頑張って使用を重ねることで徐々に、でも確実に、そして安全に白さがアップしていきます。

注意

「ホワイトニングはまだできない」と知ると、それでも歯を白くしたくて、歯をやみくもにこすり、研磨させてしまうお子様も時々いるようです。

このようなことをしてしまうと、エナメル質のボリュームが少なくなり、いざ年齢が上がりホワイトニングをしようとしても痛く、効果も上がらないので注意が必要です!

綺麗な歯の為には、日ごろから歯を大切にすることがとても重要です。

正しい歯磨きをして、歯の色だけでなく、虫歯や歯周病からもしっかり守って、いつまでも綺麗な白い歯を目指しましょう!

2019年もご好評につき、【1回で白い歯ホワイトニング】6,000OFFシーズンメニューを継続してご提供中です♪ 大変ご好評で、なかなか近い日時のご予約はお取り頂きにくい状況ですが、スケジュールをご確認の上で、余裕を持ってご予約申し込みをお待ちしています。
ホワイトニング専門歯科医 Dr.Aya

東京のホワイトニング専門歯科「ホワイトマイスター」代表歯科医師のDr.Ayaです。日本審美歯科学会会員、日本アンチエイジング歯科学会認定医であり、同学会認定ホワイトニングエキスパート。アメリカのホワイトニング専門資格等保有。一回で白い歯になるホワイトニングで皆様を素敵な笑顔にするため日々努力しております。

詳しいプロフィールはこちら

関連記事

この記事を書いた人

人気の記事

  1. ホワイトニング歯磨き粉ベスト11【専門の歯医者がオススメ】

  2. 一回で白くなるホワイトニングとは

  3. ホワイトニングで得られるメリット