- 安いホワイトニングの実態
- 安いホワイトイングの安全性
- 安いホワイトニングの成分とその効果
【デメリットも】安いホワイトニングの注意
ついこの間、そんなわけで、テレビを見ていたらこんな番組がありました。
「最近増えてきている、エステのお手軽ホワイトニングについて」特集したものでした。
いかにも、「おぉ、凄い方法があるんだ」と思ってしまいそうですが、、
そもそも、『酸化チタン』って、普通に皆さんお使いの歯磨き粉に含まれていることも多い成分ですよ(;´∀`)
安いホワイトニングで使われているペーストの成分
すべて、酸化チタンが入っていますね 😉 何だか凄そう…と思われる方も多いのですが、普通の歯磨き粉の成分です。(ドラッグストアで売っている色んな歯磨き粉を購入し、裏面を掲載)
歯磨き粉成分に、光を当てても…(>_<)
本来のホワイトニングの薬剤の成分
まずは、以下の記事もあわせてみて頂けるとよりわかりやすいと思います。
もちろん、これをむやみに使用しては、歯に悪い可能性があります。
そもそも過酸化水素という成分は「オキシドール」などと同じ様に、「消毒薬」として使われることがよくあります。
なので、薬局などにも液体の消毒薬がよく売っています。
かといって、この液体の消毒薬を歯に塗ればいいんだ、とは思わないで下さい!
あくまでも液体の消毒薬は劇薬指定の物もあり、歯に塗ると非常に危険です。
『本物のホワイトニング』とは、この成分をホワイトニング用に最適な配合で製造され販売されたものを言います。
そして、しっかりと『厚労省に認可されたもの。ホワイトニング薬剤として認可され歯科医のみに販売されているもの』を言います。
1リットル数百円の消毒薬ボトルに、これまた歯磨き粉成分の『ポリリン酸』をその場で術者が混ぜただけなので大変低価格にホワイトニングが出来ると謳っていますが。
ポリリン酸も歯磨き粉成分なのです。
劇薬指定の消毒薬を、ホワイトニング薬剤として無理矢理使う為に、歯磨き粉成分を混ぜているわけですが。
厚労省に認可されていない、その場で製造(調合)してしまうホワイトニング薬剤がこんなにも広く使われるようになってしまった事が心配ですね。
もちろん、このようなお手軽ホワイトニングというものが広がって、ホワイトニングから歯の健康に興味を持ってくれる人が増えたことは非常に嬉しいです。
【まとめ】安いホワイトニングの危険性も理解して後悔しないように
しかし、認可されていない消毒薬から作った危険なホワイトニング薬剤で、歯を悪くしてしまう人が増える事も心配なのです。
実際、このような安いホワイトニングは歯茎の保護などもしっかりと行わずに、術者が目分量で薬を作って塗布してしまうので、トラブルも増えていると聞きます。
また、エステサロンなどでは、歯科医がいません。有資格者が居ないので、何かあってもどうしようもありません…(/_;)
もちろん、エステサロンの場合は歯磨き粉を自分で塗って、光を当てるだけなので、あまり害もないからやっているとは思うのですが、効果も歯磨きレベルですので。。
(むしろ、歯磨きの方が塗るだけよりも機械的な力がかかるので、汚れも落ちるはずです)
皆様も、惑わされない様、よく吟味して、ホワイトニングでキレイにして下さいね♪