ホワイトニング後の食事の注意

ホワイトニング後の食事

ホワイトニング後の食事の注意

あけましておめでとうございます!(←2018年1月の記載。※2020年追記済み)

さて、今回はホワイトニング時によくある質問の『ホワイトニング後の食事について』お話します。

特にホワイトニング直後に注意

一般的な(酸性の)ホワイトニング直後の歯面はペリクルが除去された状態にあるため、色素が沈着しやすく、
酸により脱灰されやすくなっています。

そのため、通常はホワイトニング後の数時間は酸性の飲食物を控える必要があります。

しかし、当院のマイスタープラスホワイトニングで使用する最新のホワイトニング薬剤の場合は、「中性」のために
歯の脱灰は最小限で済み、酸性の飲食物に関してはシビアに気を付ける必要がありません。

念のため、他の一般的なホワイトニングを受けられた方もこちらのブログを参考にされている事も多いので、
酸性食品の例をご紹介しておきますね!

一般的なホワイトニング後に控える酸性食品の例
  • 柑橘系食品
  • コーラなどの炭酸飲料
  • 酢を使った食品
  • スポーツドリンク(意外と酸性が強いです)
  • アルコール類

着色しやすい飲食物は24時間は控えて下さい

これはどのホワイトニングに関しても(1回で効果のあるホワイトニングの場合)必須のことですが、

一回でもかなり脱色されていますので、その分いつもよりも色が入りやすい状態になっています。

喫煙に関しても、同じようになるべく24時間は控えて頂きたいです。(本来はホワイトニング効果を持続させるためにも、
なるべくホワイトニング前に禁煙は行って頂きたいですが、厳しい方は当院にもある強力ホワイトニング歯磨き粉などを併用することで
かなり持続できます)

また、口紅も色の濃いものはあまり歯につかない様に気をつけて下さい。

着色しやすい食品・薬品

歯に着色する食品の代表的なものとしては、

コーヒー、紅茶、お茶、赤ワイン、カレー、ブラウンソース、トマトソースなどが挙げられます。

また、食品だけでなく薬品にも着色しやすいものがあり、よく使用される物としてはグルコン酸クロルヘキシジンや
ポピドンヨード、フッ化第一スズなどがあります。

食品ではありませんが、タバコは短時間でタールが沈着しやすいので、前述の様にできるだけ直後24時間は禁煙して頂きたいです。

以下に歯に着色しやすいものをまとめておきます。

ホワイトニング後に気を付ける食事

着色しやすい食品
  • コーヒー、紅茶、赤ワイン、緑茶、ウーロン茶、コーラ
  • カレー
  • ビーフシチューなどのブラウンソース
  • トマトソース
  • 醤油、ソース、ケチャップ、からし
  • ブドウ、イチゴなどの色の濃い果物
  • ブラックチョコレート
  • キムチ
  • 濃い色の合成着色料を使用した食品
着色しやすい薬品
  • フッ化第一スズ
  • フッ化ジアンミン銀
  • ポピドンヨード
  • グルコン酸クロルヘキシジン
  • アムホテリシンB

では、ホワイトニング直後はどんなものを食べればいいの?

では、着色しにくい食品についてご説明します。

歯に着色しにくい食品

着色しにくい食品としては、牛乳や水、白ワイン、白米、チーズ、ナッツ、ホワイトソースなどの白色や透明のものが挙げられます。

ホワイトニング直後の24時間だけでなく、日ごろから気を付けて着色しやすい食品よりも着色しにくい食品をとられている患者さまの方が
後戻りが少なくなっていますので、できれば日常でも覚えておいて気を付けて頂くと良いでしょう。

ホワイトニング歯磨き粉などにより毎日の適切なセルフケアや定期的なメンテナンスによって着色を予防したり除去することは可能ですが、
ケアを怠ったり適切でないと、ホワイトニングで得た白さを維持することは難しく、せっかく一回で白い歯になったのに後戻りが進んでしまったということも起きてしまいます。

後戻りは、色素が歯に再着色することで起こるため、着色しない様に正しいケアをすれば後戻りの時期をだいぶ遅らせることができるのです。

ホワイトニング後におすすめの食事

着色しにくい薬品
  • 水、牛乳、白ワイン
  • カルボナーラなどのホワイトソース
  • 白米
  • チーズ
  • ナッツ類

では、日常生活での白い歯維持のための正しいケアは?

日常生活で最も気を付けることは、毎日の適切なセルフケアです。

その際には、必ず安全な漂白成分の入ったホワイトニング歯磨き粉を使用しましょう。

とくに、前述のように着色性の強い飲食物(コーヒー、紅茶、お茶、赤ワイン、カレーなど)の摂取は後戻りの原因になるので、
摂取したその日のうちに、なるべく時間を空けずにホワイトニング歯磨き粉を使ってブラッシングすることが大切です。

ホワイトニング後のケア

さらに、歯間清掃も

歯ブラシだけでは歯と歯の間には入りませんので、歯間部の着色予防にはフロスが必要不可欠です。

いくら歯の表面がきれいでも、歯間部にステインが沈着していると白い歯の印象も変わってしまいます。

歯間部のステインは、フロスを使用することで予防効果も高まるので、ホワイトニングを行うまではフロスを使用したことが無かった方も、
これをきっかけに使用して頂けると実感して頂けることでしょう。

おすすめは一般的には市販では売っていませんが、当院で扱っている『スーパースマイル ホワイトニングフロス』です!

詳しくはこちら↓

最も白さを保つ定期的なメンテナンス

日常生活では上記のことを気を付けて頂きますが、一回のマイスタープラスホワイトニングで得た白さを保つには
ていきてきなメンテナンスが必要不可欠です。

ホワイトニング後の白さを保つメンテナンス
  1. 漂白成分の入った(アメリカ純正)ホワイトニング歯磨き粉でブラッシング
  2. スーパースマイル ホワイトニングフロスで歯間部も着色予防
  3. リタッチ メンテナンスホワイトニングでまた一回で前回同等かどれ以上に白い歯に

メンテナンスの間隔は、セルフケアの状況や着色しやすい嗜好品の摂取状況によっても異なりますが、

通常は3~6ヶ月の間隔での一回の来院でずっと白い歯を保てる方が殆どです。

その都度、現在の歯の色の測定をして色戻りの具合や、日常生活のアドバイス、そしてケア用品の説明もできますので
安心してお任せいただけると幸いです。

今年も、皆さまの歯を健康的に白く美しくできるよう努力してまいりますので、宜しくお願い致します。
ホワイトニング専門歯科医 Dr.Aya

東京のホワイトニング専門歯科「ホワイトマイスター」代表歯科医師のDr.Ayaです。日本審美歯科学会会員、日本アンチエイジング歯科学会認定医であり、同学会認定ホワイトニングエキスパート。アメリカのホワイトニング専門資格等保有。一回で白い歯になるホワイトニングで皆様を素敵な笑顔にするため日々努力しております。

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